品質や環境に関する基本方針について

品質基本方針

当社は、絶えず地球環境の保全に留意しつつ、製品の改良、開発およびサービスの向上に努め、最適な品質の製品を、適時に顧客に提供します。

製品安全基本方針

当社は、製品の設計・開発・製造の過程で、その安全性を確保します。
製品の取扱方法について、顧客に十分な理解が得られるよう努力します。
製品の安全に疑いが生じた時には、迅速かつ的確に対応します。

環境基本方針

当社は、地球・地域環境の問題に留意し、改善のための諸施策を優先的に実施します。
全ての製品の生産から使用、廃棄に至る全過程で環境と共存しうる理想の姿を追求します。
エネルギーと原材料の利用効率を高め、廃棄物の発生を最小限に止めます。

生物多様性基本方針

基本的な考え方

当社は、生物多様性が生み出す自然の恵みに感謝し、生物多様性の保全と、その持続的な利用に努めると共に、生物多様性の保全に資する製品・技術の開発と普及を通じて社会に貢献します。

行動指針

  • 事業活動に伴う生物多様性への影響に配慮し、生物多様性の保全と持続可能な利用に努めます。
  • 環境に配慮した製品・技術の開発に努め、これらの提供・普及を通じて、生物多様性の保全に貢献します。
  • 遺伝資源に関する国際的な取り決め(注1)を踏まえ、公正な利用に努めます。
  • サプライチェーンにおける生物多様性への影響に配慮し、自然との共生に努めます。
  • 生物多様性に関する社員の意識の向上に努め、ステークホルダーとのコミュニケーションを通じて生物多様性を育む社会作りに貢献します。
(注1)…遺伝資源に関する国際的な取り決めとは、カルタヘナ協定書、名古屋議定書等、国際的合意内容を示す。
  • カルタヘナ協定書:
    バイオテクノロジーによって改変された遺伝子組み換え生物(LMO)が、生物多様性の保全や生物資源の持続的な利用に悪影響を及ぼすことを防ぐための国際的な枠組み。
  • 名古屋議定書:
    植物や微生物といった遺伝資源の利用に伴う利益を、原産国にも公平に還元する仕組みを定める。
    利益配分の対象については、植物や微生物などをもとに企業が開発した「派生物」も含まれると、途上国の主張が取り入れられたが、個別の契約の中で実施するため、先進国に受け入れやすい内容になった。