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動きや光の透過が創る、今までにない神秘的な空間

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ゆっくりと形を変える膜の動きは、じっと見ているとまるで時間が止まったかのような錯覚を起こすほど印象的で、神秘的な空間をつくりあげる。この「MAKUARIUM」は、どんなコンセプトのもとに開発されたのだろうか。 「当社は膜分野でいろんな製品を出しています。扱っている膜製品は、建築分野だけでなく、輸送用のコンテナバッグ、土木分野では海中で汚濁を隔離する膜のフェンスというように、膜を通して人をやさしく包んだり、環境的な側面で自然を守ったりしています。膜とは人と物をつなぐ、人と自然を結ぶもの。『MAKUARIUM』もそんな存在、商品なのかなと思っています。」

今後、挑戦してみたいデザインの構想はありますか?

「やっぱり光と膜は大きなテーマですね。薄くて柔らかい、膜の特長をどんどん活用したいですし、膜の魅力を多くの人に伝えていきたい。今回はプロダクトですが、例えば光る壁、動く壁とか、意匠的な意味合いもあるけど、機能面でも優れているものができると思っています。軽いので震災時の安全性が少しでも緩和されたり、膜で覆った大きな面は最近取り上げられているデジタルサイネージ(電子看板)にもなります。あと、夏は青っぽく、冬は赤っぽく光るなど、膜で街の景観を演出してみたいです。室内の温度上昇を防ぎ、防汚性に優れた膜材など、機能性に優れた膜素材はCO2削減にもつながりますし、エコフレンドリーなシステムに活用することもできるのではないかと思っています。」と構想は尽きない。

[MAKUARIUM]が似合う場所

このオブジェは、クラシックからモダン、デザイン空間まで様々なテイストに調和する。建物のエントランスホールやイベント会場などでも大いに活躍しそうだ。吉田さんがおすすめする、「MAKUARIUM」の似合うシーンとはどのようなところなのだろうか。

「ゆっくりした動きの商品なので時間をゆっくり過ごせる場所が似合うと思います。『shibuya1000』でもそうでしたが、和風とか、宇宙っぽいなど、見る人によってその印象は様々です。いろんな人がそれぞれに違ったイメージを持って下さるということは飽きない、ということでしょうね。反面、せわしいところ、例えば駅や空港といった時間に追われるところにもふさわしいのでは、と思います。足早に歩く人混みの中で、和みの時間が生まれるのではないかと思いますし、そういうところで使われると嬉しい。
人と空間をうまく結ぶものであって欲しいですし、感覚的な面が強い商品ですが、機能的にも役立てるものであれば尚嬉しいと思います。」

ビジュアル面でも斬新なスタイルのこの光の照明オブジェ「MAKUARIUM」が、駅や空港、映画館、ホテルのロビー、スカイラウンジなどにあれば、ふとそこで立ち止まり、一息つきたくなるような時間を与えてくれる。
人々の心を灯し、和ませてくれるこの「MAKUARIUM」が、幅広いシーンに広がっていってほしい!